2009年12月09日

冬期湛水、田んぼBの様子

冬期湛水。

生きものいっぱいの田んぼつくりは、この冬期湛水は欠かすことができない。

 稲刈り直後から、水を入れることができた田んぼBは、12月に入り最低気温が10度を下回るようになっても、藻がどんどん増えている。

冬期湛水_001@田んぼB.jpg
<光合成の結果、気泡を抱え込んでしまい、顔を出した藻>

冬期湛水_藻_01@田んぼB.jpg
<繁殖旺盛な藻、アオミドロと判定しているが・・・。>

 藻がどんどん増える理由は、昼間の気温が15度を上回るためか、
阿蘇の湧水の水温が15度前後と高めなためか、分からない。

 しかし、藻の中にはたくさんの小さい生物が泳ぎ回っている(撮影するには、それなりのレンズがないと難しい)のがわかる。

冬期湛水_浮き草_01@田んぼB.jpg
<浮き草まで、増え始めた>

 暖冬気味だからだろうか、浮き草まで増え始めている。

 これから、本格的な冬になり、最低気温が氷点下になる頃に、これらの藻や浮き草がどうなるかも観察しよう。
posted by アッケン at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼづくり

2009年09月11日

冬水田んぼ開始

 稲刈りが終わり、一段落で農閑期!?

 いやいや、稲刈りが終わると同時に、来年の田んぼづくりを始めなければならない。

 記事のカテゴリにも現れているが、田んぼづくりは、2010年度が始まったのである。

 コンバインで稲を刈るために、先月末から水を落としていたが、今日から水を入れ、冬水田んぼが始まる。
 田んぼに水を張り、イトミミズが繁殖したり、トンボが産卵したりと、その他の田んぼ生きものたちも含めて冬支度に、この田んぼ環境を選んでくれるように願うしかない。

 来年は、正真正銘の「冬期湛水・不耕起栽培田」になる、田んぼCと田んぼD。
 新たな物語が生まれるといいな〜。

冬水田んぼ始め_01.jpg
<冬水田んぼを開始した、田んぼC>

冬水田んぼ始め_02.jpg
<冬水田んぼを開始した、田んぼD>

P.S. 冬水たんぼは、一昨日から近くの田んぼでも始まっていたので、この地区ではそう珍しいことではないようだ。
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