2009年02月11日

整地(荒削り)

 慣行水稲栽培では苗五分作と言われるが、不耕起水稲栽培では「苗八分作」と言うほどに育苗期は重要な期間となる。

 この育苗期で「成苗」と言われる5.5葉の苗にするのだが、下記のような懸念事項をクリアーするために、育苗ハウスを庭先に設置することにした。
  o 低温環境での育苗で頑健な苗にする、
   --> 細やかな温度管理が最重要課題になる
  o 2.5葉あたりから、水苗代での管理になる
   --> 苗箱の移動による重労働の軽減、
     移動による振動等での苗環境の破壊のリスク軽減

 とは言え、全部で苗箱が200箱分並ぶハウスなので、幅:4.5メートル、長さ:12.0メートルの大きさになる。

 庭は、芝生で覆う計画で傾斜を設けていたので、荒削りにトラクターにお出まし頂いた。

苗ハウスづくり_01_01.jpg
<大活躍の今は無きHINOMOTOブランドのトラクター>

苗ハウスづくり_01_02.jpg
<広いはずだが、トラクターには狭そう、でも動きが機敏だ>

 確かに農業機械とは便利である。手作業4、5日分の作業を一気に済ませることができるんだから・・・。
 でも、必要最小限の利用になると思うので、トラクターの導入は考えていない。

苗ハウスづくり_01_03.jpg
<と、30分ほどで、荒削り作業終了>

 後は、高低差をできるだけ小さくする作業に移る。
posted by アッケン at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 育苗ハウスづくり@庭先編