2008年04月18日

第一葉期(出芽(5))

平置きしてから5日目。
簡易ビニールハウスと部屋の環境に分けてから2日目。
今日もぐずついた空模様、これで3日目になる。

環境の違いによる差違は、今のところ、指摘できる程ではない。
ただ、簡易ビニハウスの苗は、淡い緑色が濃くなってる様な気がするが、育苗箱間の差違の可能性もあるので、結論は明日に持ち越すことにする。

発芽(4-1).jpg
<部屋(気温:19℃から21℃)の苗>

発芽(4-2).jpg
<簡易ビニハウス(気温:最高23℃、最低14℃)の苗>

簡易ビニハウスの環境は、昨晩から早朝にかけての風雨の中、最低気温が14℃になっており、芽が動き出してから一番寒い環境と約10度の寒暖差を経験したことになる。
それに比べて、部屋の環境は、平均20℃前後でほぼ一定の中、どちらかと言えばぬるま湯環境である。
そう考えると、ほぼ一定気温の部屋での育苗は、苗にとって良くない環境のような気が・・・。

両環境ともに見られる苗の成長として下記の二点があげられる。
(1)鞘葉が外側に葉先を広げた、
(2)第一葉がイネの葉の形に見える、

発芽(4-3).jpg
<室内の育苗箱全体の様子>

発芽(4-4).jpg
<簡易ビニールハウスの育苗箱全体の様子>

昨日は曇り空とは言え太陽光量の違いで、最高気温も部屋より高くなったが、光合成にもそれなりの影響を及ぼしているはずである。
それらがどう影響するかも観察項目に追加しておこう。
posted by アッケン at 10:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 成苗つくり(観察日記)

2008年04月17日

出芽(4):第1葉期

平置きしてから4日目。
昨日、簡易ビニールハウスをつくり、そこに苗箱を移動する予定だったが、雨のため今日に延期した。

発芽(3-1).jpg

明らかに徒長が早すぎると感じる。
前回と同様もやし状の苗になってしまう様な気がしてならない。
今日は雨でも10℃以下にならない程度の外気温の環境に移さねば!

発芽(3-2).jpg
<徒長の様子>

比較の為に置いた単三電池が隠れてしまったので、新たに物差しを設置した。
床土の表面が「目盛8」の位置なので、苗の全長は約3センチ前後まで育っている。

発芽(3-3).jpg
<相変わらず旺盛な溢泌現象>

溢泌現象が旺盛なのいいのだが・・・。
今朝の気温が約13℃だったので、現環境との温度差は約5℃前後以上低くなるはずである。
その結果、苗は高さの成長にブレーキをかけ、茎の成長に切り替える移るはずである。

ただ、苗をよく見ると、鞘葉不完全葉が形成され、その次の第一葉の形成の成長の過程にあると思われる苗が少なくない。
不完全葉の成長がこのまま止まり、成長の過程が第一葉形成に移っているのであれば、ほぼ教科書通りの苗の姿なのだが・・・。

温度差による変化の違いを把握したいので、育苗箱4枚中2枚を外の簡易ビニールハウスに移で様子を観察することにしよう。
posted by アッケン at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 成苗つくり(観察日記)

2008年04月16日

出芽(3)

平置きしてから3日目。

発芽(7).jpg

全ての芽が徒長競争するかのような成長が見られる。
自然耕塾の育苗経過と比べると、少し徒長が早いようなきがする。
平均気温18℃〜21℃の安定した室内環境ゆえの結果かもしれない。

発芽(6).jpg
<単三電池との比較(2)>

苗の高さは、平置き2日目が単三電池の半分程度であった、三日目は軽く単三電池の高さを超している。

発芽(8).jpg
<旺盛な溢泌現象>

成長活動の証である溢泌現象(いっぴつげんしょう)は、相変わらず旺盛で頼もしい。

<不安がく〜(落胆した顔)>
自然耕塾のビニールハウスでの育苗を考えると、昼夜の温度差が苗の成長に与える影響は小さくないとはず・・・。
今朝の最低気温が13℃前後と、「育苗時の夜間の最低気温10℃以上」の条件を満たしているので、庭にミニ簡易ビニハウスを作って、そこに移動しよう。
ハァ〜もうやだ〜(悲しい顔)、やっぱりちゃんとビニールハウス作るべきだった・・・。
posted by アッケン at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 成苗つくり(観察日記)