昨年から南阿蘇のいくつかの田んぼに立ち始めた看板がある。

<「地下水を守るん田”」の看板>
詳しくは、
南阿蘇村地産地消推進協議会を参照して貰うとして。
「地下水を守るん田”」 プロジェクトの影響か、去年の冬よりも水の張られた田んぼが増えてきた。
そのプロジェクトの規約では、10ヶ月間、水を張ることが義務づけられているようで、一見すると、耕さない田んぼのイネつくり(冬期湛水・不耕起栽培)と酷似しているのである。
そのためか、「耕さない田んぼのイネつくり」も「地下水を守るん田”」プロジェクトと同一視されたり、何が違うん?と質問されたりと、妙な空気が漂い始めている。
さて、さて、クドクドと説明する訳にもいかず、かといって、一見すると酷似している状態では比較して違いを指摘するのも難しい。
で、気が付く度に違いをまとめていくうちに、ブラッシュアップできるのではとの思いで、『「地下水を守るん田”」と異なる点』と題してアップすることにした。
実は、今年の耕さない田んぼのイネつくり塾の塾生も同様に感じたようです。
でも、先日の塾で、それぞれの田んぼの稲株を引き抜いて比べたところ、「そんなに違うんだ!」と塾生の皆さんから驚きの声が上がりました。
これからも、そんな違いを一つ一つ取り上げて、表面的でない部分での違いを感じ取って貰うことになりそうです。