残念ながら、耕さない田んぼでのイネつくりに興味があってのアクセスではなく、311の影響で九州は問題ないだろうとの憶測が飛び交う中で、彼らの脚に当たった棒になってしまったようである。
そんな意味で、アクセスがあったことは複雑な思いでした。
『今年収穫されるお米は殆どのお米が核種検査で放射線を「検出せず」との結果が出るはずですよ』と伝えただけで、そうなんだと納得してのか、二度とアクセスがない方がいたり、
「九州のお米は、中国の原発の小さな事故等の影響はないのですか?」と聞いてきたりと、
間違ってはないにしても、質問はトンチンカンなのですが、
残念なことに、「大丈夫と思います」とか「・・・だから、大丈夫でしょう」とかしか言えない状態が嫌になっていました。
化学農薬を使ってないとか、化学肥料を使ってないとは、自分が行う行為なので、「使ってません」と胸を張り、自信を持って言えるのですが、目に見えない、臭わない、体内に取り込まれても直ぐには解らない物質となると、然るべき検査機関にお願いするか検査器を買って調べるしかない、困った物資である。
で、お米の収穫後、似たような状態に陥るのは避けたいとの思いから、収穫したお米を放射能(核種)検査にだすことにしました。
費用は15,000円もかかるが、検出限界:1Bq/kgの検査です。

<放射能(核種)検査の報告書>
結果は、「Iodine-131」、「Caesium-134」、「Caesium-137」共にND(測定において、測定対象核種の検出ピークは認められない)との結果を得られました。
この検査費用を東京電力に請求できるのであれば、請求したい思いがありますが、後日、調査してみることにします。