ハウス内は6〜7℃だが、ホワイトシルバーで覆われている苗箱の表面温度は8〜9℃、苗箱の底の温度は11〜12℃である。
ホワイトシルバーを剥がして苗を観察。
17日に水分と養分を補給した苗の溢泌現象が見られないのが気になるが、元気そうである。

<観察用の苗:第2葉の生長が見られる>
昨日と比べて、第2葉が5mm以上伸びていて、なかかな頼もしく感じた。
しかし、日差しの強さが気になり寒冷紗で日差しを調整するためにハウスに出向いて苗を見て、ビックリ。
苗の葉が丸く萎み始めている。

<丸く萎み始めた苗>
アレッ!?
何が起きているのか!?
17日に灌水してから3日目の今日で水切れ!?
確かに今朝は溢泌現象が見られなかったが・・・、19日の天候が影響したのか!?
やはり、ムレ苗病か!?
18に灌水した苗は何ともなく元気である。
判断がつかない!
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夕方、17日に灌水した苗箱の苗は全体的に葉が丸く萎んでいる。
やはり、水不足かも知れないが、ムレ苗病も否定できないし、翌朝の気温を考えると灌水はできない。
気温が下がる時間帯に入り蒸散することもないはずなので、対処策は明日施すことにする。
明日の朝の水分と養分を補給後の苗の様子次第では、プール育苗を実施する可能性も出てきた。
<今日の天候の事>
快晴の昼間、照りつける日差しはハウス内の地温を高める。
寒冷紗で日差しの量をコントロールしているため、苗箱の表面温度はどうにか25℃以下を保ち、苗箱の底の温度は21〜22℃と低めになっている。
日が傾き4時を回った頃にハウスを一旦閉めたが、ハウス内の温度上昇がリアルに感じられたので、再び開放し、閉める時間をずらすことにした。
4時頃の斜めから差し込む日差しでは苗箱の表面温度を30℃まで高めたが、苗箱全体を暖められないだろうとの判断で、寒冷紗で日差しの量を遮ることはしなかった。
結局、ハウスを閉じてホワイトシルバーで苗箱を覆ったのは5時前になった。
4月も後半に入り、日長が長くなっていることを感じた。