8月20日 最高気温:32℃、最低気温:22℃
8月21日 最高気温:31℃、最低気温:20℃
最近の3日間の最高気温と最低気温である。
3日間ともに夏の太陽の灼熱で暖められた気温が25℃を下回るのが19時を過ぎあたりになる。
その時間は太陽が沈み暗闇が帳をおろす頃で、一風呂浴びて晩酌が進む頃には涼しさが辺りを覆っていることになる。
人にとって良い環境はイネにとっても良い環境なわけで。
光合成活動が終わってしばらくすると25℃を下回るこということは、体を冷やすためにエネルギーを浪費することなく、昼間の光合成で得たデンプンを籾の中にお米として効率的に貯蔵することになる。
そんな事を考えながら、頭が垂れ始めた稲穂を眺めると感慨深い思いになる。
<頭を垂れ始めたこしひかりの稲穂@田んぼB>
美味しいお米を実らせておくれ!
質問です。日本西南部の暖かいところで除草が難しので田んぼの不耕起栽培は難しいとの意見がある農民より出されていました。体験上どうなのかご意見いただけるとありがたいです。
以上
雑草ですか・・・。
残念ながら、一概に簡単とも難しいとも言えません。
雑草対策は、田んぼによります。
昨年、3枚の田んぼでイネつりをしましたが、2枚の田んぼは殆ど除草らしきことをすることなく収穫できました。
残りの1枚は、下記の理由から雑草との戦いに敗れて、反収6俵止まりでしたが、きちんと田んぼ管理ができれば、問題なかった田んぼと同じようになると思います。
(1) もともと、慣行栽培でも雑草対策が悩みの種の田んぼであったこと、
(2) 田面が均一でなく水管理による雑草対策ができなかったこと、
(3) 他のことに手を取られた分だけ、手間をかけられなかったこと、
(4) 畦に住むモグラが少なくなく、畦からの水漏れ対策に追われてた分だけ、田んぼの水管理ができてなかったこと、
冬期湛水したから、イトミミズが大量に生息しているから、耕さない田んぼでは雑草は生えないとはいかないと思います。
雑草対策を何もしない田んぼと比べると、格段の差で雑草に悩まされなくなりますが、雑草対策の苦労がそれなりにあるので、慣行栽培のように除草剤をポンと投げ入れるだけの作業量と比べたら、そりゃ、逆の言い方ができると思います。