生きものいっぱいの田んぼつくりは、この冬期湛水は欠かすことができない。
稲刈り直後から、水を入れることができた田んぼBは、12月に入り最低気温が10度を下回るようになっても、藻がどんどん増えている。

<光合成の結果、気泡を抱え込んでしまい、顔を出した藻>

<繁殖旺盛な藻、アオミドロと判定しているが・・・。>
藻がどんどん増える理由は、昼間の気温が15度を上回るためか、
阿蘇の湧水の水温が15度前後と高めなためか、分からない。
しかし、藻の中にはたくさんの小さい生物が泳ぎ回っている(撮影するには、それなりのレンズがないと難しい)のがわかる。

<浮き草まで、増え始めた>
暖冬気味だからだろうか、浮き草まで増え始めている。
これから、本格的な冬になり、最低気温が氷点下になる頃に、これらの藻や浮き草がどうなるかも観察しよう。