この田んぼは、冬期湛水してないし、漏水田だったので代かきに加えてユンボで地固めし、それでもだめだったので、これでもか!と言うくらい思いっきり代かきした田んぼである。
勿論、低温育苗でじっくり育てた成苗を移植しているし、生きものが住みやい環境にするために農薬は使ってないし、ぼかし肥の準備を怠っていたので仕方なく分げつ肥として硫安を窒素成分で2Kg(反あたり)を使ったが、それ以外の化学肥料は使う予定がないしと、だから、「準備田」なのである。
この田んぼの生きものは、湛水を始めてから集まり始めた生きものに限定されるので、生きものいっぱいの田んぼにはほど遠いけれども、カエルやオタマジャクシも生息し始めていて、何故かアメンボがたくさんの田んぼである。
今日、除草のため田んぼに入ろうとしたら、妙な集会に出くわした。

<アメンボの集会!?>

<こっちにも・・・>
何に群がっているのか、興味が湧いてきたので、アメンボには悪いなぁと思ったが、集会を中断して貰った。

<アメンボ群がってた中心にいたもの>
ハチの死骸である。
・・・・。
アメンボは肉食なんだと、50年間生きてきて始めて知った!
確かにWikipediaにも肉食だと記載されているし、死骸に群がるアメンボの写真も紹介されている。
なんでも、カメムシ目・カメムシ亜目に分類され、あの黒い斑点米の犯人のカメムシと同じに分類されている。
それにしても、今日は昆虫の死骸が多いのか、除草している間もあっちこっちで、アメンボの集会を目撃した。