簡易ビニールハウスと部屋の環境に分けてから13日目。
自然耕塾で教わった教訓、「定期的に灌水すると、定期的に灌水される環境に順応してしまう」らしい、イネだけではなく、全植物に当てはまることだと思うが・・・。
育苗時の灌水は、定期的ではなく、溢泌現象が観察される間は灌水せず、溢泌現象が心許なくなった午前中にたっぷりと灌水が基本と教わった。
で、今朝は全体的に溢泌現象が確認された由、灌水せず。
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<簡易ビニハウス(気温:最高22.5℃、最低:10.5℃)の苗>
気温調整と光量調整の役割を「よしず」で行ってから二日目、わずかだが高さへの成長の変化が観察できる。
ただ、育苗箱の外周部と中央部とのイネの生育の仕方に差が出てきているようで、中央部のイネの生育が旺盛になってきている。
「風通し」による温度の微妙な差が発生していて、生育にも差が出ているようだ。
そう言えば、種籾を採取する際の心得として、「種籾は生育環境の良い田んぼの外周部で育ったイネの籾から得よ」と、田んぼ博士が言ってたが、苗床でも適応されるのかも知れない。
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<簡易ビニールハウスの育苗箱全体の様子>
さて、今日は暑くなるらしい、気温がどこまで上昇するか気になるところ。