その苗姿を見るに、今年の苗は落第点ギリギリの出来である。

第1葉鞘の丈が高く、第1葉の葉長が短いだけでなく、第2葉の葉幅が狭く、葉長が異様に長い、そんな苗が主体になっている。
この様な苗姿は、2008年に小さなビニールハウスで試しで苗つくりして以来である。
「夜温が最低温度を下回った」記憶くはあるが、「昼温が最高温度を大きく上回った」記憶がなく、説明のつかない苗姿であるが、いずれにしても、育苗初期の怠慢な温度管理の影響と思われるorz。
と、プール育苗に備えて、田んぼB1に水苗代を作った。

暑い時間帯は木陰で覆われる田んぼB2かB3で水苗代を作りたかったが、毎年4月には用水路の管理作業で水門が閉じられている間、水を確保する手段を用意できず、昨年と同様である。
水苗代以外は、まだ、15センチメートルほどの水深を保ちたいので、設置した波板がきちんと水を堰き止められるか確認できたら、水苗代の凸凹を均して、苗箱を移動することにしよう。