2011年06月08日

ホタルの事がくまにちに掲載された

「生態系回復願う南阿蘇村の水田(ヘイケボタル 帰ってきた)」

 くまにちのローカルワイド県北の頁に掲載差入れたタイトルである。

 耕さない田んぼでのイネつくりが一人でも多くの方に知られるのは嬉しいことである。

 さて、どんな反響を得られるのか、期待したい気持ちである。


 今夜も8時前にヘイケボタル観察にでかけた。


 8時を回って暫くした頃、突然騒がしくなる。

 新聞の影響か・・・、色んな方が田んぼに来てくれているようだ。

 と、一抹の不安が脳裏を過ぎったが、案の定であった。

 田んぼの畦にドカドカとやってきて、
いきなりヘイケボタルを捕獲し、妙にハシャグ男子中学生。

 注意した。

 うるさい奴だとばかりに無視しつつ、畦づたいに奥へ進もうとする。

 こんな奴らに畦を歩かれると、
畦の草に掴まっているヘイケボタルを踏みつぶされる!

 それは阻止しすべく、強引に止め、退散して貰った。

 今度は女子中学生。

 光を放ちながら舞うホタルをみられて嬉しいのは判るが、五月蠅い。

 終いには、彼らを案内した地元の方がホタルを捕獲して自慢げに見せびらかす。

 更に大騒ぎになる・・・。

 記念撮影のフラッシュが、ホタル撮影のフラッシュが焚かれる。

 車のヘッドライトが、田んぼや白川の支流を容赦なく照らす。

 ・・・。

 ヘイケボタルを人寄せに使ってしまった、自分の浅はかな行動を罵ることになりそうだ。

 さて、明後日に予定されているホタル観察会の位置づけを、自分の中で再確認しておかないと話す内容が大きくぶれてしまうこと間違いない。
posted by アッケン at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼの物語