2010年08月23日

ひのひかり:出穂期にさしかかる

田んぼCと田んぼDに植えたひのひかりが出穂期に入ろうとしている。

今日の段階で、田んぼのイネ全体の2割から3割ほどの出穂である。
明日から3日間千葉詣でなので、出穂日が予測になってしまうが、25日とすることにした。

出穂0:ひのひかり_480x270.JPG
<イネの開花あとが観られるひのひかりの穂>

イネの開花は上位部から次第に下位部に移っていき、開花し終わるのに約1週間ほどかかる。

撮影した穂をよく見ると、上位部の雄しべは茶色がかっており、中位部の雄しべは白さが残り、下位部には雄しべが見られない。
その状態から推測するに、上位部の開花は3日ほど前にあり、中位部は昨日今日開花したばかりで、下位部は明日以降に開花すると思われる。

と、出穂が25日なので、田んぼCと田んぼDの稲刈りは、10月に入ってからになるようだ。

当初予定していた出穂日が8月13日なので、2週間ほど遅い出穂となっている。

と言うことは、稲刈りも後ろにずれるのか!?
まぁ、イネの穂と相談しながら決めるしかないし、今日のところは深く考えるないでおこう。
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2010年08月21日

頭を垂れ始めた

8月19日 最高気温:32℃、最低気温:19℃
8月20日 最高気温:32℃、最低気温:22℃
8月21日 最高気温:31℃、最低気温:20℃

最近の3日間の最高気温と最低気温である。

3日間ともに夏の太陽の灼熱で暖められた気温が25℃を下回るのが19時を過ぎあたりになる。

その時間は太陽が沈み暗闇が帳をおろす頃で、一風呂浴びて晩酌が進む頃には涼しさが辺りを覆っていることになる。

人にとって良い環境はイネにとっても良い環境なわけで。

光合成活動が終わってしばらくすると25℃を下回るこということは、体を冷やすためにエネルギーを浪費することなく、昼間の光合成で得たデンプンを籾の中にお米として効率的に貯蔵することになる。

そんな事を考えながら、頭が垂れ始めた稲穂を眺めると感慨深い思いになる。

登熟:こしひかり_480x270.JPG
<頭を垂れ始めたこしひかりの稲穂@田んぼB>

美味しいお米を実らせておくれ!
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2010年08月08日

こしひかり:出穂

田植えから、約2ヶ月が経過。

田んぼBに植えた「こしひかり」の稲も出穂期を迎えた。

出穂0:こしひかり_480x270.JPG
<出穂期に入ったこしひかりのイネ@田んぼB>

田植えが去年よりほぼ1ヶ月遅れたことが起因していると思うが、当初予定してた出穂期が20日以上も遅れたことになる。
当初は、田植えが遅れても出穂時期はそう大きく変わらないと予想していたのだが・・・。

理由はともかく、この時期に出穂ということは、登熟期はお盆を過ぎた頃からになる。

南阿蘇はお盆を過ぎる頃から、最低気温が25度を軽く下回るようになるだけでなく、昼夜の気温差が10度以上になってくるため、お米に甘味が出たり、夜温が下がり涼しくなるとイネも余計なエネルギーを使わなくて済むのでお米の実が詰まったりと、結果的に良いことずくめなになってくる。

それはそれで良いこととして、しかし、そうなった理由を考えないと、来年に生かせないゾ!
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