種籾の休眠をコントロールするアブシジン酸を溶かして抜き去るのが目的の浸種。
今日から始めて、約50日程水に浸ける予定である。
種籾のアブシジン酸を抜くには、浸種期間が20日以上なのだが、
50日も25日も20日以上なので問題ないので、念には念をである。
長すぎるかも知れないが、後半、暖かい日が続くようであれば、
そこで浸種作業を終わりにしてしまう可能性もある。
慣行栽培での浸種は、温度の積算で行い、しかも10℃以下の日は
積算除外日になるようだが、この浸種では逆に10℃以下の水に
20日以上も浸ける作業になる。
3日前後で水を入れ替える作業も含めて考えると、面倒な作業に
思えるが、後々、種籾にストレスを与えない手法だと思うと、
きちんと仕事をしなきゃ!です。
水温は、約12℃と高めであるが、これから冷え込んで明日には
氷点下に近い温度になる予定。
2010年01月17日
2010 塩水選
2010年。
いよいよ、苗つくりの準備が始まる。
昨年より、2週間程度早いスケジュールだ。
昨年の浸種期間の後半は、暖かい日が続いたため水温が10度を超えた日が何日かあり、氷で冷やすという予定外のことを強いられた。
そのような状態を避けるために、寒い日が比較的多いこの時期へ前倒しのスケジュールにした。
まずは塩水選。
去年の流れを記憶しているからなのか、変な気負いや不安を抱えることなく準備を進めることができた。
去年同様、塩を溶かすのに大釜に塩を入れ、湧かしながら溶かし始めたのだが、ふと、実習の風景を思い出した。
確か、寒空の中、冷たい水道水に塩を入れ、棒でかき回しただけで溶けてたことを思い出した。
アレッ!?と思い、試しに、実習と同じように水道水(少し暖かめ!?)に塩を入れ、手でかき回してみた。
溶ける、溶ける。
この方が塩がよく溶ける!
と、去年とさっきまでは、無駄なことをしてきたようだ、反省。
ってなことがあり、約25Lの水に塩を7Kg溶かして出来上がったのが、比重:1.17の塩水。
さていよいよ、最初の塩水選。
この段階では、3〜2割程度の種籾が浮かんでいる。
今年の種籾も実が詰まっているようで、一安心である。
浮いた種籾を取り除き、 試しに、沈んだ種籾を上下に攪拌してみたら、予想外の量の種籾が浮いてきた。
実の詰まった種籾に付着して沈んでいたのか・・・。
それらの種籾を取り除き、念には念をで、更にもう一回、沈んだ種籾を更にしつこく上下に攪拌した。
更にその後、沈んだ種籾を集めやすくするために、別の平たい網付の樽に移したら、ほんの少し浮いた種籾があったので取り除いた。
ここまでやれば十分かな!?
この方法は、去年はしなかったが、今年の苗つくりには去年にもまして良い苗つくりに繋がることを期待したい。
しかし、これは余裕が出てきたことによる、新たな、反省材料である。
次の塩水選である。
比重:1.15の塩水選を作る。
水を追加しすぎたため、塩を追加しなければならなくなったが・・・。
このブログをまとめながら、去年の塩水選のブログの写真と比べてみたら、あたりまえだが、卵の浮いている大きさが同じなので、なぜか少しだけ嬉しくなった。
コシヒカリの塩水選は、比重:1.17が約8割強、比重:1.15が1割強、残りが少々となった。
去年同様、比重:1.13での塩水選はしなかった。
ヒノヒカリの塩水選も、コシヒカリと似たような結果になった。
いよいよ、苗つくりの準備が始まる。
昨年より、2週間程度早いスケジュールだ。
昨年の浸種期間の後半は、暖かい日が続いたため水温が10度を超えた日が何日かあり、氷で冷やすという予定外のことを強いられた。
そのような状態を避けるために、寒い日が比較的多いこの時期へ前倒しのスケジュールにした。
まずは塩水選。
去年の流れを記憶しているからなのか、変な気負いや不安を抱えることなく準備を進めることができた。
去年同様、塩を溶かすのに大釜に塩を入れ、湧かしながら溶かし始めたのだが、ふと、実習の風景を思い出した。
確か、寒空の中、冷たい水道水に塩を入れ、棒でかき回しただけで溶けてたことを思い出した。
アレッ!?と思い、試しに、実習と同じように水道水(少し暖かめ!?)に塩を入れ、手でかき回してみた。
溶ける、溶ける。
この方が塩がよく溶ける!
と、去年とさっきまでは、無駄なことをしてきたようだ、反省。
ってなことがあり、約25Lの水に塩を7Kg溶かして出来上がったのが、比重:1.17の塩水。
さていよいよ、最初の塩水選。
この段階では、3〜2割程度の種籾が浮かんでいる。
今年の種籾も実が詰まっているようで、一安心である。
浮いた種籾を取り除き、 試しに、沈んだ種籾を上下に攪拌してみたら、予想外の量の種籾が浮いてきた。
実の詰まった種籾に付着して沈んでいたのか・・・。
それらの種籾を取り除き、念には念をで、更にもう一回、沈んだ種籾を更にしつこく上下に攪拌した。
更にその後、沈んだ種籾を集めやすくするために、別の平たい網付の樽に移したら、ほんの少し浮いた種籾があったので取り除いた。
ここまでやれば十分かな!?
この方法は、去年はしなかったが、今年の苗つくりには去年にもまして良い苗つくりに繋がることを期待したい。
しかし、これは余裕が出てきたことによる、新たな、反省材料である。
次の塩水選である。
比重:1.15の塩水選を作る。
水を追加しすぎたため、塩を追加しなければならなくなったが・・・。
このブログをまとめながら、去年の塩水選のブログの写真と比べてみたら、あたりまえだが、卵の浮いている大きさが同じなので、なぜか少しだけ嬉しくなった。
コシヒカリの塩水選は、比重:1.17が約8割強、比重:1.15が1割強、残りが少々となった。
去年同様、比重:1.13での塩水選はしなかった。
ヒノヒカリの塩水選も、コシヒカリと似たような結果になった。