2009年12月31日

2009年の総括

2009年が終わる。

「お米はたくさん穫れたが、たくさん売れているわけではない」
 農薬を使わず、化学肥料を使わないイネつくりに関心を持っている方々に年間契約をして貰ったので、1/3程は買い手がついている。
 親類や知人を通して、あと1/3程はなんとかなるだろうと思うが、残りの1/3程をどう買って貰うかを考えなければならない。

お米の山_02.jpg

 興味の有る方は、連絡して下さい。

   090-1194-0361
   k.iriukemasu◎gmail.com <注 ◎を@に変更願います>

 玄米だと、¥500〜/Kgで販売してます。

「日本不耕起栽培普及会の事務局の仕事」
--> http://www.no-tillfarming.jp/

 ひょんなことから、不耕起栽培の普及活動の会員だけにとどまらず、事務局の仕事もすることになった。
 色々あって、事務局の仕事はリセット状態から構築し直しているので、9月頃からその作業にどっぷりと浸かっている。
 田んぼつくりの作業は、必要最小限になり、来年2月には始まる苗つくりの作業に不安が残る状態である。
 希望的観測になるが、来年2月の総会を乗り越えられたら、作業量が減ると期待しているが、そうならない場合を考えると、不安がある。

「生きものいっぱい、耕さない田んぼのイネつくり塾@南阿蘇」
 年内に、塾の計画を立てるつもりだったが、できてない・・・。
 寝る時間を削ってでも、計画を具体化しなければ!
 来年1月の中半までには公開したい!

「田んぼを増やす」
 来年は、田んぼでのイネつくり面積を更に5反ほど増やせる予定になっていたが、
最終確認の段階で都合がつかなくなり、泡と消えてしまった。
 期待していたので、ショックであったが、いたしかたない。

 来年の春先までは、貸してくれる田んぼ探しもしなければ!である。

「田んぼの生きものが生息しやすい田んぼ成形」
 借りてる田んぼは農地整備田なので、稲刈り時期には田んぼを干すこともあり、田んぼの生きものには厳しい生息環境である。

潅漑開始_02.jpg
<田んぼの生きものが逃げ場所に使ってくれるはずだったが・・・>

 小川の代わりとして作った環境は、田んぼを乾かすと、同じように乾いてしまった。
 やはりその環境は、田んぼよりも掘り下げた深い環境になってないとだめなようである。

 その環境を、田植え時期までに作ることも来年の作業項目である。
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2009年12月09日

冬期湛水、田んぼBの様子

冬期湛水。

生きものいっぱいの田んぼつくりは、この冬期湛水は欠かすことができない。

 稲刈り直後から、水を入れることができた田んぼBは、12月に入り最低気温が10度を下回るようになっても、藻がどんどん増えている。

冬期湛水_001@田んぼB.jpg
<光合成の結果、気泡を抱え込んでしまい、顔を出した藻>

冬期湛水_藻_01@田んぼB.jpg
<繁殖旺盛な藻、アオミドロと判定しているが・・・。>

 藻がどんどん増える理由は、昼間の気温が15度を上回るためか、
阿蘇の湧水の水温が15度前後と高めなためか、分からない。

 しかし、藻の中にはたくさんの小さい生物が泳ぎ回っている(撮影するには、それなりのレンズがないと難しい)のがわかる。

冬期湛水_浮き草_01@田んぼB.jpg
<浮き草まで、増え始めた>

 暖冬気味だからだろうか、浮き草まで増え始めている。

 これから、本格的な冬になり、最低気温が氷点下になる頃に、これらの藻や浮き草がどうなるかも観察しよう。
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