2009年07月02日

田んぼDのイネが変だ・・・。

 田んぼDのイネの生長が他の田んぼと比べて、少しおくれている。

 先週の土曜日に撮影したイネの成長記録でも、成長の差ははっきりと見て取れる。

 想定していた理由は、「雑草に栄養を取られた」、「除草対策にて、田んぼを歩いたことでイネの根を傷めた」が大きな理由と思っていた。
 事実、田んぼDは田植えの時から、ヒエに悩まされ、雑草対策としてチェーン除草を2回、電動中耕除草機と手押し中耕除草機での除草(結局、イネを痛めるので途中で中止)、最後は人力で気長に除草することにし、先週、ようやっと雑草との戦いを終えたばかりである。

 と、土曜と日曜は、神崎にて打ち合わせがあったので、じっくりとイネの観察ができず、月曜日と火曜日は折からの暴風雨のため、また、じっくりと観察できず、結局、風雨が収まってきた水曜日に、5日ぶりにじっくりとイネの観察をすることができた。

 その時に、イネの異変に気がついた。

 葉先が茶色いのだ。

田D53日目_01.jpg
<全体的に葉先が色落ちしている田んぼDのイネの様子>

 栄養不足か?

 岩澤先生に相談した時には、叩きつけるような風雨になってしまったので、
今日、栄養不足の可能性も含めて、葉色板で照らし合わせたりしてみた。

田D53日目_02.jpg
<問題視している葉先が茶色いイネの葉の様子>

 だが、葉先が茶色いのだが、色落ちはしていない。

 再度、岩澤先生に相談して判ったことは、風によって葉先が痛められたための葉先の変色と断定され、成長が遅れているのも風によるエチレン効果が出ているのだろうとの見解に到った。

 確かに、田んぼD付近は風の通り道なので、他の田んぼよりも強い風が吹くし、イネの葉を揺らす風が吹く回数も多い。

 と、イネの葉先の変色は風によると思えるが、成長が遅れている理由とも直結して良いものだろうかと悩んでいる。
 風が吹き、イネの葉と葉が擦れることで、成長を阻害される分だけエチレン効果で成長が抑えられるのは確かだが・・・。

 もう少し、様子を観察し、再検討してみるとするかな!?
posted by アッケン at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イネづくり@田んぼ