
<田んぼAの観察用の1本植のイネ>
稈長:45〜50センチ、分げつ:第9分げつ。

<田んぼBの観察用の1本植のイネ>
稈長:55〜60センチ、分げつ:第9分げつ。

<田んぼCの観察用の1本植のイネ>
稈長:55〜60センチ、分げつ:第9分げつ。

<田んぼDの観察用の1本植のイネ>
稈長:50〜55センチ、分げつ:第8分げつ。
葉に印するのを忘れたので、今となっては、第何葉目かを正確に数えられない。
田植え後の日数の経過からすると、分げつがまだ進んでいても良さそうであるが、田植えしてから1週間が経過した頃から、最高気温が低く、地温も低くなりがちの日が多かったことが、イネの生長に大きく影響しているようである。
その最高気温が低く、地温も低くなりがちの日が多かった頃、稚苗を植えた慣行栽培田では、苗の成長が殆ど見られず、苗を提供したJAに苦情が相次いだらしい。
が、低温育苗にて育てた成苗は、遅いながらも着実に成長し、時間がかかっても分げつが観察できるような成長をみせたことを考えると、小さくない違いを目の当たりにし、体験できた気がする。
最高気温が高めに推移するようになってから、どの田んぼの苗も動き始め、それぞれそれなりに成長しているが、梅雨に入ってから続いていた晴天も本格的な梅雨空となり雲に覆われるようになったので、今度は日照不足で問題が起きそうなこの頃である。